1931年にアド・アストラ・エアロ(Ad Astra Aero)とエア・バーゼル(Air Basel:Balair)の合併により設立されたスイス航空(Swissair)。欧州航空会社として初めてスチュワーデスを採用した会社でもあります。1947年にはスイス政府や自治体、公的機関等が株式の 30.6% を取得しナショナル・フラッグ・キャリアとなりました。その後大西洋線、南米線や南回りの羽田線を開設し順調に路線網を拡大、1970年代には堅実な経営や安全性の高さから「空飛ぶ銀行(The flying bank)」とも呼ばれました。しかし 1990年代に航空自由化による競争が激化し航空連合(グローバル・エクセレンス(Global excellence)、アルカザール(Alcazar))の設立を画策しましたが頓挫、どうにかクオリフライヤー・グループ(Qualiflyer Group)を形成しますがグループ内キャリアの経営が悪化し、さらに 1998年のスイス航空 111便墜落事故による賠償金支払いと客離れや 2001年の米国同時多発テロにより自力経営再建を断念、2001年10月2日に経営破綻し全便の運航を停止しました。その後スイス政府によるつなぎ融資で運航を再開し 2002年3月31日に子会社のクロスエア(Crossair)に路線網と資産を移しスイス・インターナショナル航空(Swiss International Air Lines:SWISS)となりました。
成田の RWY16 へアプローチする DC-10。白十字の尾翼ロゴは安全・高品質のイメージだったんだけどなぁ…。
