2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
カナダ太平洋航空（Canadian Pacific Air Lines：CP Air）とパシフィック・ウエスタン航空（Pacific Western Airlines：PWA）が 統合されて 1987年に誕生したカナディアン航空（Canadian Airlines International）。日本への乗り入れは早くカナダ太平洋航空…
学生時代に「ハブ・アンド・スポーク」による航空貨物輸送を考案したフレデリック・W・スミスによって 1971年に設立されたフェデラル・エクスプレス（Federal Express）。1973年4月に Dassault Falcon 20 で運航を開始した同社は規制緩和の波に乗って機材を…
1948年に設立されたワールド・エアウェイズ（World Airways）は不定期航空会社としてスタートしその後規制緩和政策のもと定期便の運航にも進出しました。当初は DC-4、DC-6、Constellation 等レシプロ機を運航していましたが 1960年代に B707 や B727、1970…
成田 RWY16 へアプローチする DC-10。昨日の機体と比べるとタイトル・ロゴが微妙に大きくなり前後のロゴマークと国旗がなくなってますね。この機体は 1980年9月から1999年11月までコンチネンタルで運航された後ハワイアン航空（Hawaiian Airlines）にリース…
1934年にバーニィ・スピード航空（Varney Speed Lines）として設立・運航を開始したコンチネンタル航空（Continental Airlines）は 1960年代に急成長を遂げ大型機材の導入も進められ 1970年6月の B747 に続いて1972年6月には DC-10 も就航を開始しました。成…
成田の RWY34 へ進入するデカロゴの DC-10。この機体も元レイカー航空（G-BGXE）のものでユナイテッドで貨物型への改修が行われました。その後 フェデックス・エクスプレス（FedEx Express）（N323FE）を経て世界的な失明防止・視力保護に取組む NGO のオー…
成田 RWY16 にアプローチする DC-10。1988年から導入されたマイナーチェンジでタイトルロゴが大きくなりカラー・ストライプも若干下に移動していますね。この機体は英国のレイカー航空（Laker Airways）が導入したもの（G-BGXF）で同社の破産により 1982年5…
L-1011 TriStar を出したらこちらも出さなければいけませんね。マクドネル・ダグラス社（McDonell Douglas Corporation）初のワイドボディ・ジェットの DC-10 です（ダグラス社がマクドネル社と合併する前に開発を開始したので型式は DC：Douglas Commercial…
正面から夕陽を浴びてスポットへタキシングしていく TriStar。光の具合でブラックやチャコールグレー、ダークブラウンに見えるシックなカラーのボディと尾翼には王冠が描かれ楔形の紋様も見られるなど凝ったカラーリングです。フラッグ・キャリアであるロイ…
中東のヨルダン・ハシェミット王国（Hashemite Kingdom of Jordan）。憲法に基づいた国王を元首とする立憲君主制の国でありハーシム家出身の国王が世襲統治しています。イスラム世界では穏健派に位置付けられアラブ諸国や中東内外のイスラム諸国に加えて世界…
香港を本拠とするキャセイパシフィック航空（Cathay Pacific Airways）は 1946年9月に豪州人と米国人の投資家（元空軍パイロット）によって設立され、1948年にはスワイヤー・グループ（Swire Group）の傘下となりました。香港政府の政策によってキャセイパシ…
売上高ベースで世界第 2位の規模を誇るメガ・キャリアのデルタ航空（Delta Air Lines）。世界初の農薬散布事業会社ハフ・ダランド・ダスターズ（Huff Daland Dusters）として 1925年3月に設立、1928年12月にデルタ航空（Delta Air Service）となり翌年 6月か…
経営破綻したエア・セイロン（Air Ceylon）に代わってシンガポール航空の支援を受けてスリランカのフラッグ・キャリアとして 1979年12月に設立されたエア・ランカ（Air Lanka）。当初はシンガポール航空やマースク航空からリースした B707 、B737 を使用して…
1973年12月の JA8501 から1978年8月の JA8522 まで 21機が導入された ANA の TriStar。B747SR や B767 の導入計画に伴って初期導入機の中では 10年も経たずに売却される機体もあり 21機が揃って活躍したのは 1978年8月から1981年3月のわずか 2年半、トリトン…
成田の RWY16 にラインアップする TriStar。国際線運航機材らしく全日空に加えて All Nippon Airways のタイトルロゴが描かれています。TriStar は 1986年3月3日に ANA 初の国際定期便路線として開設された成田⇄グアムの機材としても投入されました。「ニュ…
離陸のため羽田の RWY16（現 RWY16R）に進入する TriStar。ライバルの DC-10 との最も大きな相違点である第 2エンジンに空気を導く S字ダクトと面積の大きい方向舵による後部形状がよくわかります。 All Nippon Airways L-1011-385-1 TriStar 1 JA8518 HND …
羽田に到着後スポットに向かってタキシングしてくる TriStar。コクピット・ウインドウの下には "EXPO'90 国際花と緑の博覧会" のデカールが貼られています。通常は黒のはずですがベージュのレドームが可愛らしいですね。 All Nippon Airways L-1011-385-1 Tr…
米国ロッキード（Lockheed）初のジェット旅客機として開発された L-1011。星や星座など天文由来の名称をつけるという同社の伝統に従って３発エンジンとオリオン座の三ツ星にちなんだトライスター（TriStar）という愛称が与えられました。ボーイングが B747 …
昨年 2024年10月7日に羽田に到着した B727 がいると聞いて翌 10月8日に酷い雨風でしたが証拠写真を撮るために羽田イノベーションシティ（HIC）の足湯デッキへ。雨の中、駐機エリアに佇むマリブ・コンサルティング（Malibu Consulting Corporation）の B727 …
Finnair ではなく Funair は米国マイアミをベースとするチャーター運航企業です。早朝の淡い光の中を成田の RWY34 へアプローチしてくる B727。レジナンバーは N727LA、機種にぴったりですね。先だっての N109HT と同様に元パンナムの機体 N358PA "Clipper …
旧タワーを背景にして成田 RWY16 に進入する B727。ケイマン諸島の国籍記号 VR-C をつけていますが元は西ドイツのコンドル航空（Condor）が導入した機体（D-ABIM）です。この時は MME Farms 社の社有機として運航されていたようです。尾翼に描かれた椰子の木…
1967年にスイスで設立されたジェット・アビエーション（Jet Aviation Business Jets）は航空機の管理・販売・整備、FBO、チャーターサービス等を行っており 2008年からは米国ジェネラル・ダイナミクス社の傘下に入っています。成田の RWY34 に進入する爽やか…
こちらは成田の RWY34 へ進入する B727。-100 のボディを主翼の前後で 3m ずつストレッチし内装の改良と燃料タンクを増設した -200 Advanced です。-100 に比べてスマートさが際立ちます。主翼の前縁いっぱいに装備されたスラットが下ろされていますね。 Con…
"AIR MIKE" のコールサインで知られたコンチネンタル・ミクロネシア航空（Continental Micronesia）はコンチネンタル航空を主体とした株主によりグアムに設立されミクロネシア航空（Air Micronesia）として 1968年5月に運航を開始しホノルルやアジア、ミクロ…
低層の羽田旧ターミナルビルと羽田東急ホテルの建物をバックに RWY04 から離陸する B727。ランプエリアには懐かしい機体たちも並んでいます。1978年8月に納入された JA8355 は最後の機体として活躍し 1990年1月末からは長崎、松山、宇部へのラストフライトや…
羽田のランプエリアで出発準備が進む B727。機体尾部の引込式エアステアが下ろされています。JA8354 は JA8353、JA8355 とともに 1978年2月、8月に納入された最終グループの B727 でこれらの機体はエンジンを JT8D-9A から推力を増した JT8D-17 に換装され "…
羽田空港の駐機スポットを離れて離陸のため RWY04 へタキシングする B727。RWY の向こう側のハンガーには YS-11 の姿が見えます。それにしても旧ターミナルビルは送迎デッキと RWY の距離が近かったですね。こちらの JA8349 も国際線仕様機で 1973年9月から …
日本航空（JAL）、全日本空輸（ANA）、日本国内航空（JDA）の 3社が激しい競争を繰り広げていた 1960年代前半、ANA と JDA もジェット旅客機の導入を計画していましたが整備面を含めた安全性確保の観点から運輸省（当時）により「国内線用ジェット旅客機は同…
1963年2月の初飛行以降 1984年8月の生産終了まで 1,832機が製造された大ベストセラー機である B727。4発機である B707 と同径のボディを使用し乗客数を増やしながら強力な高揚力装置によって飛行性能を高めた設計が奏功しライバルである HS121 を圧倒しまし…
1967年に開発が始まり 1971年に初飛行した Il-76（Candid）。40t の貨物を搭載して 5,000km の航続距離を有しシベリアや極地、未舗装滑走路からの離着陸を想定した軍用輸送機で T字型尾翼に高翼構造の 4発機というスタイルでした。輸送機型をはじめとして空…
